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コラム

【2024年最新版】ふるさと納税にマイナンバーカードは必要?紛失したり無い場合は? 徹底解説します!

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ふるさと納税を行う際、多くの方が疑問に感じるのが「マイナンバーカードは必要か?」という点です。特に、ふるさと納税後に行う申告手続きの際に、どのようにマイナンバーカードが関与するかは、初めての方には分かりにくいかもしれません。

本記事では、ふるさと納税でマイナンバーカードが必要となる場面や、カードを紛失してしまった場合、または持っていない場合の対処法について詳しく解説します。マイナンバーカードがなくても安心してふるさと納税を活用できる方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。

ふるさと納税とは

ふるさと納税は、地方自治体に寄付することで、その地域の特産品などの返礼品がもらえ、さらに所得税や住民税の控除が受けられる制度です。寄付を行った後には、寄付金控除を受けるために確定申告やワンストップ特例制度を利用する必要がありますが、この際にマイナンバーカードが関係します。

ふるさと納税でマイナンバーカードは必要?

ふるさと納税を行う際、寄付そのものにマイナンバーカードは必要ありません。しかし、税金の控除を受けるための手続き(確定申告またはワンストップ特例制度)で、マイナンバーを提出することが求められます。このため、寄付後の申告・申請時にはマイナンバーカードがあると手続きがスムーズです。

マイナンバーカードが必要なタイミング

ワンストップ特例制度の場合

ワンストップ特例制度は、確定申告をせずに寄付金控除を受けられる制度で、給与所得者など確定申告が不要な方が対象です。この制度を利用する際には、「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」にマイナンバーを記載し、その確認書類としてマイナンバーカードのコピー、または通知カードや住民票の写しが必要です。

確定申告の場合

確定申告を行う場合も、マイナンバーの記載が求められます。また、マイナンバーを確認するための書類としてマイナンバーカードや通知カード、住民票の写しが必要です。e-Taxを利用する場合、マイナンバーカードがあれば電子証明書機能が活用でき、手続きがより簡単になります。

マイナンバーカードを持っていない場合の対処法

マイナンバーカードを持っていない場合でも、ふるさと納税の控除手続きは可能です。以下の書類を代わりに用意することで、申請が行えます。

ワンストップ特例制度の場合

マイナンバーカードの代わりに「通知カード」または「マイナンバーが記載された住民票の写し」を用意し、本人確認書類として運転免許証や健康保険証のコピーを添付します。通知カードがない場合は、住民票の写しを市区町村で取得しましょう。

確定申告の場合

確定申告の際も同様に、マイナンバーカードがない場合は、通知カードや住民票の写しを用いることができます。また、ID・パスワード方式でe-Taxを利用する場合は、税務署で事前に手続きが必要です。

マイナンバーカードを紛失した場合の対処法

マイナンバーカードを紛失してしまった場合は、早めに以下の手続きを行いましょう。

1.遺失物届を出す

最寄りの警察署に遺失物届を提出します。

2.市区町村に届出

居住地の市区町村役場で紛失の届出を行い、マイナンバーカードの再発行手続きを進めます。再発行には数週間かかるため、急ぎの手続きが必要な場合は、住民票の写しで代用することをお勧めします。

再発行の手続きには手数料がかかる場合がありますが、期限が迫っている場合は、住民票で対応することも検討してください。

マイナンバーがわからない場合の対処法

もし自分のマイナンバーがわからなくなってしまった場合、以下の方法で確認できます。

・通知カードを確認

通知カードはマイナンバーが記載されているため、これで確認ができます。

・住民票の写しを取得

市区町村役場でマイナンバーが記載された住民票を取得することで、マイナンバーを確認できます。

通知カードを紛失してしまった場合や、マイナンバーカードをまだ取得していない場合でも、これらの方法で対処できます。

まとめ

ふるさと納税を行う際、マイナンバーカードは確定申告やワンストップ特例制度の申請において便利な存在です。しかし、マイナンバーカードがない場合でも、通知カードや住民票の写しを使って代替が可能です。また、万が一紛失した場合でも、再発行手続きがあるため、安心して手続きを進めることができます。

ふるさと納税は、自身の地域や応援したい自治体に寄付することで税制上のメリットを享受しつつ、返礼品も楽しめる制度です。マイナンバーカードの準備が不十分であっても、しっかりと対処法を知っておけば、ふるさと納税の手続きを円滑に進められるでしょう。

自治体や返礼品事業者に向けては、ふるさと納税の利用者がこれらの手続きを円滑に進められるよう、マイナンバーカードや関連書類の案内を分かりやすく提供することが、よりよい顧客体験の提供につながります。

詳しい手続きや返礼品の選定は、ふるさと納税の専用ポータルサイトを活用してスムーズに行いましょう